〔02〕三川山(888m)

(香住町)

2001年08月17日


佐津川沿いの広い道を登り三川権現に着くと先行の車が1台停めてあった。

9時40分登山開始、車で上がれる舗装道路をしばらく歩くと舗装道路は直ぐに終わり、登山道となる、堰堤の横を登り、川沿いに草の生茂った歩き難い道を進んでいると、10分程で分岐点に到着、登りのきついと言われている奥ノ院コースで登ろうと思っていたが、草が茂り道が判らない状態になっているので、道を間違うとやばいのでシャクナゲコースから登ることにする。

直ぐに尾根道に入り急登となる、100m毎に標識があり後2000mから始まっていた。
その名の通りシャクナゲが多く登山道を塞ぐ程に茂っている。
尾根道を過ぎると巻き道となり平坦な道が続くが、風が通らず蒸し暑い、樹木の先端は風で結構揺れているのだが・・・。
イワカガミミも沢山あり、ここへは花の季節に来るべきと思う。

先行者が降りてきたので、話をすると頂上は何も見えないと言っていた、それがガスで 見えないとのことだと思っていたのだが。
平坦な道となり、笹を掻き分け11時10分、1時間30分で山頂に到着、ここで愕然とする。
メンテナンス用の道路が通っており、NHKの電波施設が建ち並ぶ、とても山頂と思えない所に出た、しかも、山頂は杉に囲まれ360°景観は利かない、最悪な山頂である。
写真を撮る気にもならず、直ぐに奥ノ院コースから降り始める。

しばらくは平坦な道が続き、急峻な斜面になり始めると、斜度よりクモの巣の多さが気になり出した、それも半端な量でなく、道がずーっとクモの巣で覆われている、対策として60cm程の棒を拾らい、それを振り回しながらクモの巣を蹴散らすが、それでも追いつかず頭や足にクモの巣がへばり付く、ここもシャクナゲが多く花の季節は綺麗と思うが、逆に花の季節以外は人気がないのかも知れない。

シャクナゲコースも先行者の人はクモの巣で苦労したのかも知れない。
分岐点に戻ってきた頃に雨が降り出した、急いで降りる。

クモの巣退治で時間が掛かり、1時間30分で苦しい下山を終える。

写真を主体のHPを目指しているが、ここ三川山では山頂の展望の無さを
含め写真を撮る気にもなれなかった。
次回、シャクナゲシーズンに再度チャレンジしたい。
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